本日はイーカスタムさんにて、サニトラ用テンションロッドの装着テストを依頼。
http://www.eeecustom.co.jp/home.htm
さすがサニトラ専門店、サニトラだらけ。
取り付け確認用のテンションロッドをお渡し。
と思ったら、気になるものが…
フェンダー類が散乱しています。
「ロードスターのABSフェンダーの販売資料製作してたんや。装着車両、見ていってや」
OH!これが両面テープと純正サービスホールのボルトオンとはとても思えない!
純正オプションクオリティ!
「取り付けにかかる時間は、手馴れたプロなら1時間以内も可能や」
「ただし、両面テープだからこそ丁寧な洗車と脱脂が必須。DIYよりもプロの施工がお薦めや」
「装着したのはソリッドカーボンルック。ルックとはいえ、ABS樹脂は軽く、しかも肉厚がたったの2mm。ウエットカーボンよりは確実に軽く、ドライカーボンに迫る軽さやろうな」
ド迫力なのに、片側9mm以内の継続車検基準対応品。
塗装不要のカーボンルックとシボ黒、塗装可能なABS素地タイプの3種類から選択可能。
スポーツカーで一番心配なのは、跳ね石によるダメージ。塗装されたFRPだと、傷が付けば白い下地が出てしまいます。けれど樹脂は頑丈な上、傷が入っても、同じ樹脂層がでてくるだけ。
サイドステップにつながるゆるやかな曲線を描いた部分が、違和感無く純正サイドステップにつながっており、同じ樹脂同士ですごくナチュラル。イーカスタムさんの狙い通り、マツダ純正オプション”風”。
追加パーツとして、フロントリップ、リアスポイラー、エンブレムカバーも開発が進行中。
フルキット姿を早く見たい!
”ロードスター” という名称をオープンカーに与えるのは英国流。
だからかもしれません、隣に並んでいる英国生まれのジャガーとなんとなく似ているなァ、と眺めていたら…
「ジャガーも部品作る予定や」
ウソでしょ…まだ対応車種増やすの?
FT86、サニトラ、ND5RC、どれもマニアな車だし、コアなパーツ対応しているのに…
「ダウンサスとエキマニ程度のライトパーツやから大丈夫」
ライトですかねえ?(汗)
大昔、イーカスタムさんが勤めていたフラットウェルさんにご挨拶。すごくご近所。
こちらはサーキット、レーシングパーツの専門家。新しいパーツが開発中のようですが、トップシークレット。残念ながらレポート不可。
オリジナルパーツも車の作りこみも凄いショップ兼メーカー。
九州、四国、関西、関東、北関東を転々と営業させていただいた経験上、関西のショップ/メーカーの特徴として、他人の意見や評価に流されず、個性的なチューニング、パーツを生み出す傾向があると思っています。
そして関西に限らず、過去、たくさんのユーザー、ショップ、メーカーがトライ&エラーを繰り返し、失敗してもへこたれずに生み出してきたチューニングやパーツの積み重ねが、定番メニュー、定番パーツと呼ばれています。
今では業界の常識と呼ばれるものも、誰かが勇気をもって踏み出した最初の一歩。
関西人はそんなことすらも意識せず、
「おもろそうやからやってみた!」
「まあ、失敗してもええやん、知らんけど」
という独特のノリでやっている傾向があり、そういう場面に出くわすと、同じ関西人として誇らしく思います。
”知らんけど”、といいながら陽気に清水の舞台から飛び降りる関西人すら、凹まされたコロナ騒動。
緊急事態宣言解除で、落ち着いた感がありますが、ワクチン、特効薬の両方が世界に行き渡って、初めて終息。
当社内ではマスク、フェイスガード、次亜塩素酸水で対策をとり、営業、出張の再開は、緊急事態宣言は6月末まで延長。その先も未定。
「国が解除したんだから、そこまでやらなくても」というご意見もありますが、独自判断は大切だと思っています。
知り合いの紹介で、当社をイメージした観音様の絵を描いていただきました。
馬頭観音という馬の神様で、無病息災、厄除け、動物救済、そして旅の安全のご利益があるそうです。
「雅美」というお名前で活動され、数々の美しい神様の絵を描いておられます。
https://gramho.com/profile/himawarigabi/4941640082
絵を拝見して、とても嬉しかったのは馬の神様を書いてくださったこと。クルマが発明されるまで、人類の脚として長きにわたって活躍してくれていた馬。馬とクルマは人間にとって大切なパートナー。
え?馬頭観音って「馬が草を食べるように煩悩を食べ尽くし災難を取り除く」神様ですって…
う~む世界征服はあきらめるか…